わくわくが止まらない台湾1日目

-東京発→台湾・松山空港
・・・ちょっとふしぎ発見的な表現にしましたが*1、要するに孤立無援を味わうというワクワクも含まれてますのであしからず!

長期休暇を取る予定が、海外出張を被せられて延期にしていた台湾旅行。ついに実現です。しかも今回はメインイベントがたくさん。先ずは早朝からスタートします!

いつものように5時起床。自宅から不便な不便な京王線経由で新宿へ。

大江戸線経由して浜松町。

空港快速という、羽田までノンストップな容赦ない車両に乗車。いやいや・・・ 結構混雑するんだなコレが・・・
そして、羽田空港国際線ターミナルに到着! World Sky Gate さんは遠すぎるんです。

さてさて、こんかいのメインイベントの一つでありますJAL ビジネスクラス*2にチェックインだオラ! とふらふらしていたらグランドアテンダント
グ「こちらでもチェックインできますよ(笑顔)」
と呼び止められホイホイ付いて行く・・・・
グ「ご搭乗クラスはどちらでしょうか?」
主「・・・び、ビジネスクラスですが・・・」
グ「し、失礼しました。いつもご搭乗ありがとうございます!」
主「・・ま、マイルです!!」
と早くも、陸マイラーであることをゲロしてしまうという。でもマイルはB/S上、多分負債なのでいいよね(滝汗) てか、
普通ビジネスクラスユーザーってバックパックで現れないよね!

と、一悶着あったけど普通にチェックイン完了。さっさと出国審査をすませて、台湾の友達に頼まれていた免税品をGet。憧れ(?)というか朝ご飯を食べにサクララウンジに突撃です。

はい。JGC会員だらけでした・・・ 修行する気にはなれないけど、ちゃんと乗りたくってる人からしたら邪魔だろうね。かくいう私もマイルでビジネス乗るので、大人しくしてました。でもでも、和食は美味しそうだった・・・ なっ!

さてさて、ではでは、それではそれでは、本日のメインイベント(の一つ)。ビジネスクラスに乗りましょう! もうウキウキで搭乗口へ・・・ 

さ、優先搭乗ですよ!

・・・まさかの沖止め。。。 バスじゃん。。。

つまり、優先搭乗が先にバスに乗り、その他のお客さんがバスに駆けつけ、その他のお客さんがバスから先に降りて搭乗するという。無慈悲なシステム。

搭乗しても、運命の分かれ道*3も無く。しょんぼりビジネスクラスJAL SHELL FLAT NEOに搭乗です。そして、まさかの最新鋭機種B-787搭乗です!! プレミアムエコノミーで習得した「スリッパにさっさと履き替える」作戦を実行し終わるとチーフパーサーさんが
チ「主*4さま、いつもご搭乗ありがとうございます」
・・・だってさ。やっぱりビジネスからが人なんだろうか・・・。絶対私の搭乗履歴なんて知ってるはずなんだけどね。。。 でも、短距離路線のビジネスはがら空き。以前のシカゴ便とは大違い。だからか、やたらと話しかけていただきまして、「梨本です、恐縮です」状態。そうこうしているうちに、沖留めでプッシュバック無しなJL097便 羽田発台湾松山空港行きは飛び立つのでした・・・

機内エンタメを楽しんでいたら早速ドリンクサービス。ドライなっとうと共に午前中でしたが迷わず白ワインチョイス(だって洋食食べる気だったし・・・)。「テーブルお作りしてよろしいでしょうか?」なんて言われた事無いよ・・・

そしてそして、本日の洋食はコチラ。さすがに長距離路線とは違いますが、メイン以外は機内でセットした感があふれるエコノミーとは違う「お食事」でした。

調子に乗ってシャンパンに乗り換え。
エンタメで見逃した「Escape Plan(大脱走)」を鑑賞しながら頂きます。てか、時折CAさんが様子を伺ってくれたり、「(シャンパン)もう少し召し上がりますか?」なんて言われちゃう度、「あ*5、大丈夫ですよ」と返答するあたりがマイルで乗ってる身の程ナノカシラ(汗)

デザートにハーゲンダッツ(しかも程よく溶けている!)&コーヒを頂いた頃には映画も終了。FLAT NEOの実力を試すべく(要するに眠くなった)、シートをフラットスタイルに変更。二本目の映画「Gravity(ゼロ・グラビティー)」をうつらうつら見ながら寝ながら「(ああ、映画館行くほどじゃなかった)」と失礼な事を思ってたら台湾の街並が見えてきました。
こちらがうたた寝したシート。

正直、もっと乗っていたかったなぁ・・・

-松山空港九份
松山(ソンシャン)空港に降り立つと共に、台湾の何とも言えない匂いが漂ってきます。「ああ、きちゃったな」なんて干渉に浸るわけでもなく、ビジネスクラスの余韻である手荷物優先(プライオリティ・バッゲージ)を待ちます。

すると定番のワンちゃん登場。台湾は入国の際、探知犬が現れます。しかも小型犬でカワユスなんですよこれが。

ま、お遊びはこの辺にして入国審査も日本語で対応されて拍子抜。そしてこれも定番のMEGA BANK(兆豐國際商業銀行)で両替。昔は1TWD=3.5JPYだったのが、アベノミクスで1TWD=2.9JPY。自国通貨が強くて悪い事だらけじゃないんだけどなぁ・・・ 輸出業者は困るだろうけど、輸入会社は嬉しでしょ・・・ ったく。ちなみに、よくガイドブックに「空港で両替しよう!」とか書いてますが、松山空港に限ってはMRTの松山空港駅までしつこいくらいにMEGA BANKの両替所があります。並ばなくてもいいよー。

そして、念のため中華電信のカウンターで5日simカード購入。日本のぼったくり海外パケット定額と違って、5日で500TWD(=1500円くらい)です。その上、ちーーーさな文字で「日本時間の24時で1日です」とかせこい事じゃなく、simをお姉さんがアクティベートしてから5日です。つまり帰国日の11時までは使えます。

さて、準備万端。悠々卡(台湾のPASMO的なやつ)もとい、EasyCardでさくっとMRT忠孝復興駅を目指します。EasyCardを使えば2割引なので便利だし、台北や基隆など都市部ではバスも使えますので便利ですよー

事前にMRT忠孝復興駅から九份行きのバスが出ているので待っていると・・・ 白タク登場。。。片言の日本語で「バス、各駅停車。これ、高速道路。早い。200TWD。」と進めてきます。ま、荷物も多いし面倒なので使う事にしました。が、どうやら乗り合いで一杯になるのを待つ模様。。。 そこへるるぶ的な物を抱えた日本人観光客*6登場。「白タクだから、普通のバスが来たら乗り換えましょうよ」と台湾通を演じてみる。が、すぐに他のお客さんを捕まえてきて乗り換える間もなく出発。

高速道路をひた走ります。途中、ドライバーのおっちゃんがドングリみたいな木の実を食べていて、しげしげと見ていたのがバレたらしく「Try this?」って。試しに食うと・・・ うん。。 すっぱ・にが・くさい。「(うげー)」とやると「オイシクナイ??」と大爆笑。は、ハメラレタ。。。 「I drive. This is hot!! アー!!」と目が冴えるよってジェスチャー。それにしたって、こんな漢方薬みたいな木の実をポイポイ食べるんだから、だったらよく寝ろよと。でも、ミネラルウォーターをくれてにやにや笑っておりました。普通のバスなら味わえない経験ですね(笑)。
ちょっとした試練をこなしていると、どんどん山奥へ。

「キュフン!」とおじちゃんが言うと、そこには山にへばりついた街 九份 が現れたのでした。

-九重街民家&金瓜石観光

こちらが九份の猫である。
・・・もとい、公共のバス停からも近い基隆街通りからすぐにある。それそ、ガイドブックにも載っている九重街民家に宿泊です。

ちなみに、2名以上でくるか頑張って高い料金払うかして是非街側のお部屋を取る事をお勧めします。私は貧乏旅行ですので山側・・・ 生活道路を原付で走るおじちゃんと目が合いました・・・(ま、「よっ!」「おぅ!」って変な会釈はしたんですが・・・)

ま、九份の街は夜がメインなので荷物を預けてもう少し足を延ばす事とします。

バス。EasyCardでスイスイです。

金瓜石(ジンクワスー)の古い街並跡です。大切に保存されています。いろんなガイドブックには載るには載っているんですが、ここまで足を伸ばす日本人観光客は少ないようですね。もったいない・・・ 元々、日本統治時代の建築物や、炭坑跡が保存されている台北市立の遺産です。もちろん英語OKでした。



金塊に触った写真でお茶を濁そうとしていますが、鉱山跡は整備され50TWDで見学可能。砂金採り体験も100TWDで体験できます。鉱山跡には潜入したんですが、いかんせん暗くていい写真がありませんでしたorz

鉱山跡を見学後、勢いで金瓜石神社跡にも行きました。・・・というか軽い登山しました。


説明はwikiとかに譲りますが、こんな異国の地に跡地とはいえ神社っぽい物が残されているという事に驚きました。歴史のお勉強ですね。
-千と千尋の・・・お茶屋さん?

金瓜山から基隆バス運行の路線バスで戻りました。どうやら台北市内まで行く場合は整理券的な物を配っているらしく中国語で捲し立てられましたが「キュフン!」というと「ハオハオ(わかったわかった)」と数少なく理解できる中国語で応えてくれました・・・
さ、そろそろお腹もすきましたという事で九份老麺店で私の大好きな牛肉麺(ニューローメン)を食します。

中を見ると、どうにも英語も日本語も駄目そう。。。意を決して「ニューローメンが食べたい!(ガチの日本語)」と言うと店員のお兄ちゃんが「(そこに座んな!)」みたいなジェスチャーでさくっと作ってくれました(滝汗)

そそ、これですよこれ。よく煮込まれた肉がたっぷりであっさりしたスープなんだけどスパイシーという私の好きな台湾フードの一つです。士林夜市でも食べるんですが、ここの方が美味しいですね。
さて、この九份がなぜこんなにメジャーかというと某眼鏡のおじさま”宮崎駿”監督の千と千尋の神隠しのモデルとなった(らしい)からなんです。ま、ご本人は「違うよ♪」とおっしゃってるそうですんで、その辺はご自由に。でも夜の九份はとても幻想的で古き良き時代を思い出させる。例えるなら日本の温泉街のような雰囲気があふれてますので是非・・・

で、その光景が露になるのは夜なんです。てなわけで私も地元の学生が食べていたエビのコロッケをつまみながら夜の九份を探索です。

豎崎路です。

そして、これが千と千尋効果?なお茶屋さん。結構な値段をふっかけてましたが日本人観光客だらけでした。「あっ!」なんて叫びながら私の足を華麗に踏みつけたのも日本人観光客(のご老人)でしたよ*7。中国人観客の「富める者から富め」精神に苛立つ事が多い私ですが、日本人観光客も似たり寄ったりだな・・・ なんて思ったりして・・・ もちろん程度は違いますけどね。と軽い毒を吐いた所で本日はお疲れに付き就寝。また明日なのでした・・・

*1:選ぶ旅、選ばれる旅、Look JT○的な…

*2:当然、マイル・・・

*3:ビジネスは左、エコノミーは右・・・的な

*4:私の仮称ね・・・

*5:人間ackだね

*6:おまえもな!

*7:激坂だし、下激階段なので自信の無い方はよっぽど考慮した方がいいですよ・・・