高負荷テスト

 やっぱりというかなんというか『高負荷テストの代表は動画のエンコードだろう!』ということで、20分強のMPEG2をDivXエンコードする。ま、比較対象は旧マシンのSONY RZ-60でスペックは

RZ-60
Pentium 4 5.53GHz(?)
RAM 256MB

で、牛マシンは

GT4012
Athlon 64 X2 3800+ ( 2GHz DualCore)
RAM 1000MB

 RAMの条件が違うけど、エンコードみたいな力技はCPU勝負みたいなところなので目をつむることにして結果はAthlon X2が1時間18分でエンコード完了。およそ10%程度早いことになる。ただ、ソフトウェアがマルチコアに対応していないのでCPU使用率はCore1がほぼ100%なのに対してCore2は5%程度をウロチョロしている。で、平均するとCPU使用率は50%程度。この辺はソフトウェアが対応しないとどうにもならないが、Core2は遊んでいるような状態なのでエンコード中に普通にブラウザ立ち上げて重いWebページを巡回してもほとんどエンコードに影響が出ないのはデュアルコアならではだとおもう。
 あと、AMDは熱に対してちゃんとした設計をしているみたいでエンコード中もぬるい排気は感じられなかったしファンの動作音も静か。Pentium4エンコードしたらすぐにファンがフル回転になって排気もホット。やっぱり、速度よりも熱のポイントが高い。