精神論だよ?就活は

 何を隠そう、一時期は大学院進学と就職活動を並行してやっていた私なので、見事に就職産業に足元をすくわれたわけです。で、今落ち着いて考えてみて思うのですが・・・
『精神論だらけで具体的・理論的な話が少ない』と思うのですが、どうでしょう?確かに、精神論は少々は必要です。就活ってのは、これでもかってほどしんどいものです。それにしては「あなたにしかない経験が必ずある!」とか冷静になれば「?」と疑問符が浮かぶ単語や言葉が並んでいる気がします。それで、読むにつれてトランス状態に陥って「私はできる!」とか「私はオンリーワンな存在!」とか激しく思い込んで面接に出かけてゆくわけです。まぁ、コントロールできるレベルでそのような状態になるのはプラスだと思いますが、限度を越えて思い込むのはどうかと思います。それに、○○就職対策2004とか面接対策○×2004とか、年度別に新たに発行されて新年度版には必ず「前年度、就職活動に成功した先輩たちの意見や、新しいデータを加えて再編しました!(だから、先輩から前年度版を譲り受けずに買いましょう)」といった文句が加えられています。ええ、これは商売です。学校の就職担当の先生や就職部の職員ならともかく、不特定多数に(といいうか、顔も見たことない相手に)売りつけるわけですから、具体的にきめ細かくアドバイスできるはずもないですね。
とまあ、長々と散文を書いてしまったわけですが「中途半端な就職対策本を買う前に、恥を忍んで就職部なりに行ったほうがいい」と言いたいわけで(ってオイ)